トップページへ 痙攣の手術療法ジャネッタの手術

ジャネッタの手術
ジャネッタという脳外科医が初めて行ったことから「ジャネッタの手術」と呼ばれ、片側顔面痙攣の治療の一つとされています。有効な手術と言われていますが、手術を受ける際の注意点なども含め内容を詳しく知っておきましょう。

ジャネッタの手術とは

全身麻酔で行われ皮膚の切り開いた部分を通して頭蓋骨にあなを開ける大きな手術。
穴を開ける大きさは指が入るくらいで、執刀医は顕微鏡を通して内部を確認しながら患部に血管があることを確かめて神経の圧迫を確認したのちに、その間に隙間を開けて「テフロン片」をはさみ込み神経を圧迫から解放してあげる状態に保ち正常な位置で固定するのです。
この手術では1週間程度の入院を必要とします。
痛みは手術直後に無くなるので、それまで服用していた薬の量を減らして最終的に薬をやめます。

効果は

神経も血管も傷つけずに長期間にわたって痛みを抑えることが出来る最良な方法だとされています。
リスクも少なく抑えられて手術の安全性は現在では高いと言えるでしょう。
そして、経験豊富な執刀医にかかれば、まず手術での失敗はないといえます。
直接、ジャネッタ教授からこの手術の技術を受けた医師は1200人近くに上り20年にわたり追跡調査が報告されています。
手術後に痛みが完全に消えた患者さんは、全体の80%で、症状が軽減された患者さんは、全体の16%、改善されなかった患者さんは、全体の2%にとどめている実績がありますので、安心できる手術と言えるでしょう。

注意点

脳の神経に影響をあたえ聴力障害、顔のしびれなどリスクの可能性があります。
手術監視装置の進歩によって手術自体の安全性は高められていますが、医師の経験が問われます。
手術自体の失敗というのは無いにしてもジャネッタの手術でまったく改善されていない患者さんは、全体で2%しかおらず、安心できるでしょう。
この手術で成功して無痛状態を10年以上も継続している患者さんは64%で、4%の患者さんは当初の痛みが軽減していることが分かっています。
痛みが再発して、再手術を受けた患者さんはその再手術で10年以上も無痛を継続できています。

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